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人形劇団【かわせみ座】
 
かわせみ座プロフィール

【メンバープロフィール】
山本 由也 Yosiya Yamamoto

北海道生まれ。
高校卒業後、日本の伝統的な糸操りの人形劇団「竹田人形座」に入る。
1982年、「かわせみ座」を創立。劇団代表。
今日に至るまですべての人形のデザイン、設計、製作を手掛ける。
各キャラクターの自然な動きを可能にするために、毎回、糸操りや棒使いの技法を取り込んだ全く独自のシステムと操作方法を考案し続けている。
主に演出、人形美術、操演を担当。

原 きよ Kiyo Hara
朗読家・ナレーター・舞台役者。朗読を長谷由子氏に師事。特に太宰治作品朗読を得意とし、太宰治の故郷 青森県五所川原市金木の「太宰治疎開の家」での朗読会などライブ活動を行う。また音楽家との共演によるホールコンサートにも多数出演。自主企画も多く「響き合いプロジェクト」では様々な音楽家と文学作品や童話でコラボし、新たな世界を作り出している。

【インタビュー】
「かわせみ座」の名前の由来は?
 まだ鳥の「かわせみ」を知らなかった小学生の頃、図画の授業で宮沢賢治の「よだかの星」を先生が朗読されて、その童話を聞いてイメージした絵を描く授業がありました。「よだかの星」に「よだか」の弟役として「かわせみ」が登場します。本には白黒の版画で頭とくちばしの大きなユーモラスな鳥が描かれていました。これが「かわせみ」と初めての出合いでした。その後、何年も経って写真集で本当の姿を知る事が出来ました。劇団に在籍中の頃、朝早からの仕事で家を出ると、家の前に流れている川のほとりの梅の枝に朝焼けのシルエットで「かわせみ」が身じろぎもせずにとまっている姿を見る事が出来ました。その姿がとても印象的で、独立して「かわせみ座」とネーミングしました。

人形劇とのかかわりはいつから?

 山本:幼少の頃、テレビ番組「チロリン村とクルミの木」を観たのが人形劇との初めての出合い。その後、両親と共にすり鉢で小麦粉の糊とちぎった新聞紙をすり合せて紙粘土を作ったりしていました。

人形の魅力って何でしょうか?
 可能性が無限だということです。人形なら、何でも作れますし、どんな動きでも表現できます。
 どんなにイメージを広げても制約がありません。こんな自由なジャンルはないと思っています。私達は、人間の役者さんやダンサーでは表現できない人形だから可能な舞台表現を追求してます。

最後に一言
 日本では、人形がきちんと批評され、芸術として評価されるということは残念ながらありません。
 しかし、私たちは子供のものという人形劇の枠を超え、大人も楽しめる芸術としての舞台空間を目指し続けたいと思います。

つらら&山本由也
【山本由也&原きよ】


ズーフィー&益村泉
【調教師 原きよ】


花鬼ぐじ &ごべ
【原きよ&シープ&山本由也】