昔々。山また山の、その奥の村に気の良いリュウが棲んでいました。 村人達はそんなリュウを見て役にも立たない「まぬけなリュウ」だというのでした・・・・・・。 切ないまでにやさしいリュウの村人に寄せる無償の愛。ロバの音楽座が奏でる古楽演奏の ピュアで包容力のある音楽。語りべと人形遣い。そして表情豊かな糸あやつりのリュウが 織りなすユニークな舞台です。「まぬけなリュウの話」は1976年にポプラ社で刊行され、 全国推薦図書にもなった創作童話です。けなげで純真無垢なリュウのキャラクターを通して、 人間のエゴ、自然軽視に対して警鐘を鳴らし、自然や生命を畏れ、慈しみ、尊ぶことを 感じさせるナチュラルな作品です。作品紹介こちら
古楽器のかなでる優しい調べの中、ひとり語りとマリオネットタイプのユニークな人形達による、 小さな生き物の勇気と成長を描いた物語。仲間を思うひたむきな気持ちと、 前向きに努力する小さな子ねずみの姿は、観客に夢や希望、生きる勇気を届けます。 子ねずみはそっと願っていました。「強くてやさしい竜になりたい・・・・・・」 大なまずと狐の王は言いました。「強くて大きい竜になってやる!!」 はたして子ねずみは、そして大なまずや狐の王は竜になれるのでしょか・・・・・・。 小さな子どもから大人まですべての人に贈る、愛とやさしさにあふれた舞台です。作品紹介こちら