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人形劇団【かわせみ座】
 記事・劇評

★2011年8月に参加しました”いいだ人形劇フェスティバル”での
「ののさま幻想譜」へコメントをいただきました★
2011年12月30日金曜日

2012年の欧州文化首都マリボル(スロヴェニア)より、国立人形劇場のプログラム担当者モイツァ・リッコ氏が調査・協議のため2011年8月に来日。日本最大の人形劇フェスティバル、長野県飯田市の「いいだ人形劇フェスタ」のリサーチレポートからの抜粋。

「日本の人形劇―飯田と人形劇フェスティバル」

モイツァ・リッコ (マリボル国立人形劇場 アーティスティック・ディレクター)モイツァ・リッコ

シンプルな素朴さが顕著に現れていたが、感嘆や愛情を呼び起こす個々の人形美学が、それに並行して発達し続けている。
その最も顕著な例が、かわせみ座の幻想的な作品「ののさま幻想譜」と、ひとみ座が上演した「バイシクル」だった。
「ののさま」は、アニメーター(操り師)が作ったダンスの動きと、対象的に生き生きとした操り人形との統合が興味深かった。そして、これは私が滞在中に出会った唯一の、伝統的な日本の人形劇と現代の人形劇との組み合わせだった。